めまい

dizziness

めまいについて

めまいは耳が原因のことが多く、約 70%が良性発作性頭位めまい症やメニエール病など耳由来の病気です。そのほかに血圧の低下など全身的な疾患でも起こり、5%程度は脳の病気が原因です。

めまいについて

このような症状の方は
こ相談ください

  • ぐるぐる目がまわる、ふわふわする感じがする、立ちくらみがする、その他のめまい感

  • めまいと一緒に、耳鳴り・難聴・耳の詰まり感がある


  • めまいと同時に吐き気がする

  • 立ったり歩くときに体がふらついたり倒れたりする平衡障害がある

  • 繰り返し起こるめまい、軽いめまいだが3か月以上続いている

  • めまいに加えて吐き気や頭痛がある


☆手足が動かない、手足がしびれている、物が二重に見える、ろれつが回らないなどの症状は脳の疾患の可能性が高いので、神経内科または脳外科を受診してください。

主な疾患

  • 良性発作性頭位めまい症
  • メニエール病
  • 前庭神経炎
  • 突発性難聴 (めまいを伴うタイプ)
  • 起立性調節障害
  • 持続性知覚性姿勢誘発めまい (PPPD)

良性発作性頭位めまい症

         

耳の奥にある三半規管に小さなカルシウムの粒 (耳石のかけら)が入り込むことが原因で、頭を動かしたとき、頭をある位置に傾けた時にだけにめまいが起こる病気です。三半規管の部分的な故障が原因となることもあります。めまいを起こす疾患では最も頻度が高く、中高齢の女性に多く見られます。
日の動きを観察する眼振検査を行うと、どこの三半規管に問題があるかが分かります。治療は、三半規管内の耳石を元の耳石器の位置に戻す浮遊耳石置換法が唯一有効な治療法です。三半規管内の耳石の状態によっては一回の治療でめまいを治すことができますが、複数回の治療が必要な場合もあります。三半規管の部分的な障害が原因の場合以外は、吐き気のある場合を除いて、薬物治療は基本的に行いません。
また、適切な高さの枕の使用や、就寝前に左右に寝返りを数回行うなど、生活のなかで予防対策をとることも大切です。ただし、3~6ヶ月以上めまいが続くような場合は、手術が必要になることも稀にあります。

良性発作性頭位めまい症

メニエール病

内耳のないリンパ水腫 (内耳のむくみ)によって、片耳の耳鳴りや難聴をともなった回転性のめまい発作を返し起こす病気です。
初期は、めまい発作がないときには、聴力は元に戻りますが、めまい発作を何回も繰り返しているうちに、聴力は次第に悪くなり元に戻らなくなります。また、両耳に起こることが少なくないので、適切な対応が必要となります。内リンパ水腫の原因は未だ明らかにされていませんので、必ず効果があり確実に治癒させる治療法はありません。治療は症状に応じた内服薬を中心に行いますが、日常生活におけるストレスや睡眠不足、運動不足、心身の疲労などが関係して発症し、病気の進行や悪化に関係することは明らかですので、生活指導や簡易的なカウンセリングも必要です。
上記の治療で大多数の方は病状をコントロールできますが、十分な効果が得られない場合には、薬剤を中耳腔へ注入する鼓室内注入療法や中耳加圧療法という治療を行います。また以上の治療を行っても効果がない重症な方には、手術療法が必要となりますが、そのときには手術を行えるめまい専門医が在籍する大学病院の耳鼻咽喉科を紹介いたします。

メニエール病

持続性知覚性姿勢誘発めまい (PPPD)

         

PPPDは英語でPersistent Postural-Perceptual Dizzinessといいます。2017年にめまいの国際学会であるバラニー学会で新たに診断基準が策定された慢性的なめまい疾患です。
急なめまい発作後に3ヶ月以上続く、ふわふわ・ふらつき感などの慢性的なめまい症状で、姿勢変化や視覚刺激で悪化するのが特徴です。
脳が目や体からの情報を過剰に処理することで発生すると考えられ、薬物療法、前庭リハビリテーション (めまいや平衡障害を改善するリハビリテーション)、 認知行動療法 (物事の考え方や受け取り方の偏りを修正し、不安や恐怖心を和らげるための心理療法)が治療法として挙げられます。

     

当院でのめまい診療

めまいの原因と疾患を正確に診断するためには、聴力検査、平衡機能検査および脳に問題があるかを診る神経学的検査は必須です。立ちくらみがある方には自律神経機能検査も行います。
平衡機能検査では、重心動揺検査などで平衡障害の状態を調べること、日の動きを観察することが特に大切です。
目の動きの異常を調べる検査を眼振検査といいます。当院では、赤外線CCDカメラを使用したテレビ画像装置を用いて眼振検査を行い、目の動きにどのような異常があるかを詳しく調べることで、精度の高い診断を行っています。なお、めまい疾患としては最も多い良性発作性頭位めまい症の診断は、この検査を行わない限り診断はできず、また適切な治療もできません。

また、 院長は、1977年に勤務先の日本大学医学部附属板橋病院にめまい外来(神経耳科外来)を設立し、内耳によるめまいだけではなく、小脳梗塞などの脳の疾患などさまざまな原因による数多くのめまいや平衡障害の診療を行ってまいりました。日本めまい平衡医学会の専門会員(active member)の資格を取得して、めまいや平衡障害についての診療や研究を行っており、後進を育成するための教育にも力を入れてきました。

開院以来も、めまいや平衡障害を訴える数多くの患者さまの診療を行ってきました。めまいを起こす疾患は数多くあり、ほとんどの疾患では緊急性はありませんが、なかには急を要する脳梗塞や脳出血などによるめまいがありますので、めまいが起こったら場合は、できるだけ速やかに受診することをお薦めいたします。なお、脳のMRIやMRAが必要な場合は、近隣の提携病院をご紹介します。

※めまいの初診には、通常の診療よりもお時間をいただきますので、インターネットではなくお電話にて予約をお取りください。

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